後悔は一度きりで結構です
あらすじ
帝国の辺境にある小さな田舎町で暮らしていた「コーネリア」は、勇者たち一行とドラゴンを封じ込める旅に同行することとなる。 彼女は生まれ持った不思議な力で勇者たちをドラゴンの住処へ導き、彼らは無事ドラゴンの封印に成功した。 ところが、平民という理由でコーネリアの功績が公にされることはなかった。 彼女は、唯一優しく手を差し伸べてくれたデバロン・アストルフ公爵の屋敷で過ごすのだが、どういうわけか彼の態度は日を追うごとに冷たく変わってしまう。 コーネリアがデバロンのもとを離れ、正体を隠しひっそりと暮らし始めて1年が経とうとする頃…彼女のもとにデバロンが姿を現す。 彼の目的は一体何なのか…。